群馬県で老後資金をコツコツ準備するためのブログ

人生100年時代と言われますが、老後資金は大きなテーマ。とはいえ現役時代はそれほど収入が増えるわけでもなく、支出も多い。そんな中でもコツコツ老後資金を準備する方法を研究し、提案します。

こんにちは。

今回は生命保険のしくみについてです。


保険会社のイラスト



死亡率が下がると死亡保険の保険料が安くなる

保険の保険料は各社で違いますが、各社が基礎率を基に決めています。
基礎率のうちのひとつが「予定死亡率」です。

生命保険会社は万一の際に確実に保険金を支払えるよう、お金を積み立てています。

死亡率が下がると保険会社も積み立てておくべき金額(「責任準備金」)が少なくて済みます。
その分、生命保険会社は保険料の引き下げが可能になります。
予定死亡率が下がれば、死亡保険の保険料は下がるしくみです。



長生きする時代に

仲良く腕を組む夫婦のイラスト(高齢者)



一方、死亡率が下がると、長生きするほど支払いリスクの高まる保険の保険料は高くなります。
たとえば医療保険や年金保険の保険料は上がるしくみです。



死亡率が下がっている

最近では死亡率が下がっているために、医療保険や年金保険の保険料が上がってきています。
それだけ長生きのリスクが高まってきているということです。

若々しいお爺さんのイラスト




トンチン保険

「トンチン保険」ってきいたことはありますか?
最近新聞で見たことあるとか、ニュースで聞いたことがあるという人もいるかもしれません。
「トンチン」は17世紀イタリア人銀行家ロレンツオ・トンティ氏が考案した制度からその名前がとられています。

死亡保障を抑え、その分生きている加入者には大きな金額が受け取れる保険のしくみです。



人生100年時代と言われ、このトンチン保険が脚光を浴びています。

「トンチン」・・・変な名前ですが、長生きリスクに備えたしくみのことなのです。



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  感想をいただいた方に「老後資金づくりのポイント(PDF)」をお渡しします。

こんにちは。
今回はロボアドバイザーについてです。

最近「ロボアドバイザー」の利用者が増えてきています。


ロボットが運用

わたしも以前、初めて「ロボアドバイザー」という言葉をきいて衝撃をうけました。
「ロボットが運用!?」と。

ロボアドバイザーといっても、アドバイスしてくれる人間型のロボットを購入するわけではありません。

パソコンやスマートフォンで人工知能が運用について指南してくれる金融サービスのことです。
これはあらかじめコンピュータにプログラムされたアルゴリズム(定型化した計算式)による運用手法を使うことから「ロボ」と呼ばれています。


スマートフォン・スマホのイラスト



2つのタイプ

ロボアドバイザーには大きく2つのタイプがあります。

ひとつは「アドバイザータイプ」。
いくつかの質問に答えると、無料で人工知能が自分にあった資産配分を提案してくれます。
無料でリスク許容度診断をしてくれるというもの。
積極タイプ、中間タイプ、安定タイプというように自分のタイプがわかります。
それに応じた分散投資の提案をしてくれるというものです。


もうひとつは「投資一任タイプ」。
人工知能が自動運用までしてくれるタイプです。
こちらは利用料がかかりますが、自分にあっ資産配分提案から商品選び、さらに実際に投資信託の」売買までロボットがしてくれます。
一般的にこちらが「ロボアドバイザー」のイメージです。


投資一任タイプ

人間がするのはロボアドバイザーを運営しているサービス機関でアカウントをつくって運用に充てる資金を用意しておくだけです。
楽ですね。

「ロボアドバイザー」を行う運営会社もいくつかあります。

たとえば「ウェルスナビ」
   ↓   ↓   ↓
  


こちらは最低資金が10万円からとなります。
アカウントを作って10万円チャージしておけば、勝手に自分にあった投資信託で運用してくれます。

将棋の世界でも人間とロボットのどちらが勝つか・・・なんてニュースがありますが、運用も人間が運用するより人工知能の運用のほうが心理面で左右されず優れているのかもしれません。


ほったらかしでいい

ロボアドバイザーにより「運用」の知識がなくても、投資信託での運用に参加しやすくなりました。
運用中、市場の動きを見ながらメンテナンスする必要もありません。
全部、人工知能がメンテナンスまでしれくれます。

スマートフォンでチャートを見る人のイラスト(上昇)




まさにほったらかし。
いろいろな技術開発はわたしたちの生活を楽にしてくれました。
洗濯機、掃除機、レンジ・・・
それによりわたしたちに時間というゆとりを与えてくれました。
ロボアドバイザーも運用の小難しさを省き、資産と時間を与えてくれるものになるでしょう。


ただ、つみたてNISA口座での運用と違い、収益は普通に課税となることは理解しておきましょう。


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こんにちは。

今回はがんについてです。

ながらワーカー

最近、テレビのコマーシャルで「ながらワーカー」という言葉を初めて聞きました。
がんの患者で「通院しながら」「会社や病院と相談しながら」働く人のことを言うそうです。

放射線治療・X線治療のイラスト




 公益財団法人日本対がん協会によると、がんの患者で「通院しながら」や「会社や病院と相談しながら」働く人が増えているそうです。

 

がんになっても治療を続けながら働いている人はどれくらいいるのでしょうか?

 静岡県立がんセンターを中心とする研究グループの2013年の「がんの社会学」によると、がんと診断されて現在も勤務中という人は5割弱のようです。2人に1人は「ながらワーカー」なのですね。


国の支援


 国のほうでも企業向けに「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を出して、仕事とがん治療の両立に向けた支援プランを出しています。

 さらにハローワークに就職支援ナビゲーターを配置し、 がん診療連携拠点病院などとの連携をはかり、個々の患者の希望や治療状況を踏まえた職業相談・職業紹介、患者の希望する労働条件に応じた求人の開拓、患者の就職後の職場定着の支援などの就職支援を全国的に実施しています。

  

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000065173.html

  

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000113365.html

 

がん保険を確認


 がん保険も「ながらワーカー」を後方支援する手段のひとつ。
しっかり備えたいところです。

化学療法のイラスト




ただ、がん保険も内容が大事。
これだけ、働きながらの治療が増えてきていると、
がんのときに入院していないと給付金がおりないタイプでは、あまり保険の加入効果は発揮されないかもしれません。


がんになったときに一時金で給付金がでたり

がんの通院で給付金が出るなどの保険に見直ししてみるといいですね。


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こんにちは

今回は世帯分離についてです。

介護のイラスト「ベッドに寝るおじいさん」

世帯分離



同居している親を介護する人にとって、介護にかかる経済的負担は大きいものですね。

同居している親を世帯分離することで介護にかかるコストを下げることができます。


世帯分離とは、住民票に登録されている世帯を二つの世帯に分けることです。

住民票のイラスト




高齢の親と同居することになった、あるいは親と同居しているというような場合に1世帯とした場合と2世帯とした場合で世帯の所得が変わります。


世帯分離のメリット

世帯分離には以下のようなメリットがあります。

ケアマネジャーのイラスト(女性)



◎介護保険料が下がる

介護保険料は、「世帯ごとの所得の合計」で計算され、世帯主が納めるものです。
親世帯を分離することで介護保険料を抑えることができます。

 

◎後期高齢者医療保険料が下がる

後期高齢者医療保険料は「均等割額」と「所得割額」から成り立っています。

所得割額は個人単位の所得で計算しますが、均等割額は「世帯単位の所得」で計算します。
世帯分離することで均等割額を抑えることができます。

 

◎高額介護サービス費の自己負担限度額が下がる

高額介護サービス費の自己負担限度額は、所得に応じて4段階に分かれています。
ここでも「世帯の所得」で計算されているので世帯分離することで自己負担限度額を抑えることができます。

 

◎入院・入所の食費居住費が下がる

「世帯の所得」に応じた金額となっているので世帯分離することで抑えることができます。

 

ただし、メリットだけではありません。注意点もあります。


世帯分離の注意点

 

●国民年金保険料が上がる場合もある

国民健康保険料には上限が決められています。
親世帯も子世帯も所得が高いと、1世帯にしておいたら上限額を1世帯分納めればよかったところが、2世帯分上限額を納めることにもなってしまいます。

 

●高額療養費の世帯合算が少なくなる

高額療養費は原則的に1ヵ月にひとりの人が同一医療機関に支払った自己負担額の合計が上限額を超えた場合に適用となりますが、「世帯合算」という特例があり、1ヵ月の自己負担額の上限を超えた人が家族の中に複数いる場合は、その医療費を合計して申請できることになっています。

世帯分離すると合算できる人が少なくなります。



世帯分離しても確定申告は控除を使える

ちなみに「確定申告の際に扶養控除を活用しているのに世帯分離したらどうなるの?」と疑問に思うでしょう。

確定申告に来た人のイラスト



世帯分離しても、生活の面倒をみていれば扶養控除を受けることができます。

また世帯分離していても、親の医療費を支払っている場合には支払った医療費を医療費控除に加えても大丈夫です。


世帯分離という方法を知っておくといいですね。


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